氷見に春を告げる魚パート2「サヨリ」があがり始めました。

漢字『針魚・細魚』と表され、細身で流線形のサヨリは群れを組み、水面下を矢の様に走るように泳ぎます。流麗な姿と、脂肪が少なく淡白な味と身の美しさ、そしてその動き、三拍子揃ったサヨリは魚界の麗人美人とも言われるそうです。

サヨリはダツ目トビウオ亜科サヨリ科の魚。 サヨリは鮮度がいいと長く伸びているくちばしの下側が赤いです。細身で白身でありながら旨味がぎゅっと濃縮された美味しい魚です。鮮度が落ちやすいので鮮魚店で購入された時は、早めに腹ワタを出し、流水で 綺麗に漱いで水気を切り、塩水に数分浸してからキッチンペーパーなどで包んでラップをかけ冷蔵庫に入れてください。身が薄いので、塩水はあまりきつくなり過ぎないように注意してください。

氷見の加工屋さんでは、丸干しに加工されます。新鮮な水揚げされたサヨリをすぐに下処理をし、絶妙な塩分濃度で天日干しされます。お刺身も美味しいですが、丸干しのサヨリはお酒のつまみにもおかずにも最高ですよ!